赤ちゃんの髪の量はなぜ違う?

生まれたばかりの赤ちゃんを見比べてみると、髪がふさふさしている赤ちゃんもいれば、うっすら産毛くらいしかない赤ちゃんもいますよね。
髪の薄い赤ちゃんは、1歳近くになってもうっすらしか生えてこない場合もあります。
「ウチの子は毛が薄い…」と心配になるお母さんもいるかもしれませんが、それは髪の生え変わりが関係しているのです。
今回は、髪の生え変わりと子供のカラーリングの時期についてご紹介します。
髪の生え変わりには周期がある!女性のピークは33歳?!

髪の生え変わりは、お腹の中にいる7ヶ月目くらいから生えてくるという説もありますが、子供の成長は人それぞれ。早く生える子もいればそうでない子もいるのです。
生まれてから2歳くらいまでは乳児の髪で、癖毛や明るい色ですが概ね細い髪の毛です。
5~6歳くらいになると、もう少し太い乳児の髪になります。
髪の生え変わりには大体の周期があります。
女性の髪の生え変わりは、
乳児(2歳)→幼児(6歳)→児童(12歳)→思春期(18歳)という感じ。
大人になってからは、
成人①(24、5歳頃)→成人②(31、2歳ごろ)→成人③(30代後半)→成人④(45歳頃)→成人⑤(50代前半)
( )の中の年齢は、毛髪が変わったと感じる時です。
大人の髪は、6年半くらいを基準に生え変わっていきます。
※これには諸説があり、6年~7年といったところが妥当かもしれないとのこと。
そして、女性の毛髪の一番のピークは、個人差はありますが33歳と言われています。
一方男性の髪は、児童くらいまでは女性と同じで、その後は5年で生え変わります。男性の方はホルモンの関係からか、生え変わりの時期が女性より早いのです。
そして男性の毛髪のピークは15歳!
それ以降、男性の毛髪は老化の一途をたどっていきます。
中高年の男性の髪が、薄毛やコシのない髪になってくるのも仕方がないのかもしれませんね。
子供のカラーリングはいつからやればいい?

髪は一度壊れると元に戻らないと言われています。
子供の髪はまだ細いため、年齢の早いうちにカラーリングをすると頭皮を傷めてしまいます。その時期に頭皮を傷めてしまうと、毛髪自体の寿命が短くなる可能性があります。
「毛先だけなら良い?」と言うと、そうではありません。
毛髪内部は、毛先から毛根までつながっていますので、たとえ毛先にやったことでも影響が全くないとは言い切れません。
高校生以上になるまでは、カラーもパーマもおすすめできません。
もちろん個人差はあるので、必ずそうなるわけではありませんが避けた方が良いかと思います。
髪は、一度壊れると完全に修復することはできません。少なくとも、今の科学力では無理なのです。
トリートメントをするのは、それ以上髪を傷めないための工夫です。
子供はもちろん、大人の髪も大切にしてオシャレも楽しみたいですね。
コメントを残す